マイナーで奮闘する藤浪晋太郎 現地メディア「スロースタート後に改善の兆し」

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2025年6月3日現在、マリナーズ傘下である3Aタコマに所属している藤浪晋太郎投手。

【動画】「素晴らしい速球だ」タコマでマウンドに立つ藤浪晋太郎

最近の成績について、アメリカメディア「Minor League Baseball On SI」が報じています。

海外メディアが報じた藤浪晋太郎

同メディアは5月22日、「シアトル・マリナーズのリリーフ投手 藤浪晋太郎、スロースタート後に3Aで改善の兆し」と題した記事を配信。

藤浪選手は1月、マリナーズとマイナー契約を結びました。

開幕メジャーとはならず、現在は3Aリーグのチームでプレーしています。

藤浪選手は4月、9試合に登板するも7イニングで防御率12.86、9奪三振。12四球、2死球、被安打7、被本塁打0、11失点(自責10)という内容でした。

ところが5月に入ってからは5試合の登板で4.2イニングを投げて防御率1.93、5奪三振という成績を残しています。

7四球と1死球と制球面の課題は残っていますが、被安打1・失点1に抑えています。

このことについて同メディアは「藤浪のポテンシャルは以前から高く評価されており、来米当初は先発投手としての活躍を志していた。現在では先発復帰は難しいと見られているが、もし四死球を抑えることができれば、将来的にマリナーズのリリーフ陣で貴重な戦力となる可能性もある」と論評しています。

藤浪選手の動向にファンからは「1日でも早くメジャーで見たい」「あの豪速球で打ち取ってほしい」といった反応があがりました。

Text by 浅田 一