上空から落ちてきた謎の球体に高まる“宇宙人説” 内部に不可解な球と刻まれていた文字

画像はイメージ(Flicker/ Brandon Morse

コロンビア西部に位置するブガの上空を飛行していた金属の球体が多くの注目を集めています。

【動画】「UFO?」「アート?」上空から落ちてきた謎の金属球体

金属球は2025年3月2日に地面に着地した後回収され、のちに研究者らによって調査が開始されました。

上空から落ちてきた謎の金属球体

アメリカのニュースメディア『New York Post』によると、金属球は回収された当時、重さがおよそ2kgでした。

また金属球は冷たく、表面には古代文字を思わせるようなシンボルが刻まれていたとのこと。

地元では「宇宙人によるUFOではないか」という噂が上がっていました。

今回の調査に参加した放射線の医師でもあるホセ・ルイス・ベラスケス博士は「球体には溶接したり接合した痕跡が見られす、内部の構造は高密度元素で構成されていることから自然に出来たものでなく何者かによって意図的に作られたもの」と説明しています。

金属球は溶接した跡が見られないにも関わらず、内部に規則的に並んだ18個の小さな球体が確認されました。

また、古代文字のように見えるシンボルをAIを使って解読したところ次のような意味合いの文章になったそうです。

「変容のサイクルにおける結合とエネルギーを通じた誕生の起源、統合、拡大、意識といった異なる概念が交わる場所ーそして個々の意識へと帰結する」

研究チームはこの文章が「環境汚染問題などから考慮すると、地球を守るために私たちの意識を変えるための人類へのメッセージ」だと解釈。

しかし一方でサンディエゴ大学の生物物理学科のモス・ブリッジ氏は「私には素晴らしいアートプロジェクトに見える」と宇宙人説を真っ向から否定しています。

この金属球は一体誰がいつ何の目的で作ったのか今後もさらなる調査が必要のようです。

Text by Masumi.D