村で捕獲された2m級の巨大ヘビ 飲み込んでいたのは“猫”
画像はイメージ(Flicker/ Hannes Steyn )
香港の山林に囲まれた村で、早朝に思いもよらぬ“捕食劇”が目撃され、住民の間に驚きが広がっています。
この件は、「HOY International Business Channel」をはじめとする複数のメディアが伝えています。
香港に出没した巨大ヘビ
場所は、香港の新界(ニュー・テリトリー)南東部に位置する、住宅と山林が混在するエリアのチェックナイピン村。
2.5mの巨大なヘビが村民の自宅前で野良猫を飲み込んでいるのを発見した住民が、警察に通報しました。
現場に駆けつけた警官らは、プラスチック製の箱を使ってヘビを一時確保。
その後、専門家のリーさんが呼ばれ、安全にヘビを捕獲しました。
捕獲の際、驚いたヘビは一度飲み込んだ猫を吐き出したといいます。
初期観察ではヘビに外傷は見られず、カドリー農場に搬送された後、獣医による健康状態の確認が行われました。
死亡した猫は、食物環境衛生署によって回収され、処理されたということです。
リーさんによれば、今回捕獲されたのは6歳ほどの雄のビルマニシキヘビで、サイズとしては特別大きな個体ではないとのこと。
ビルマニシキヘビは1回の産卵で数十個の卵を産み、寿命は20〜30年に及ぶといいます。
また、野生のイノシシを捕食することで増えすぎを防ぐ役目もあり、生態系バランスの維持において重要な存在だとされています。
この件を受けてネット上では、「猫が可哀そう」「ヘビは苦手」「よくやった!」といった声のほか、「ヘビが香港名物のエッグタルトとかチーチョンファンでも食べるとでも?」といった皮肉交じりのコメントも寄せられていました。




