「係員の対応は過剰だった」 無断で子供を空席に座らせた外国人観光客がJR北海道に不満
画像はイメージ(Flicker/ Ryo FUKAsawa )
外国人観光客がJR特急列車内で体験した対応をSNSに投稿したところ、鉄道マナーをめぐる思わぬ批判が巻き起こっています。
【画像】「私たちは規則に違反していない」外国人観光客がJR北海道に不満
この出来事は、アカウント名「林小璐」の女性がFacebookグループ「北海道旅遊好康報」に投稿した内容によって明らかになりました。
JR北海道を利用した外国人観光客
投稿によれば、女性は北海道・洞爺駅から札幌行きの特急北斗7号に一家3人で乗車していました。
列車係員から「未満6歳の子どもを膝の上に抱くように」と指導されたといいます。
当時、両親はそれぞれ指定席のきっぷを購入していましたが、子供は無料対象年齢のため、きっぷはありませんでした。
しかし子供は一つの指定席で眠っており、両親のうち一人が空席に座っていたとのことです。
女性は「車内には空席が多く、係員の対応は過剰だった」と主張し、「私たちは規則に違反していない」との認識だったよう。
係員の言動についても「英語で無礼な口調だった」「写真撮影を通じて苦情を申し出たが、理解していたようだった」とつづっています。
JR北海道の公式サイトでは、6歳未満の子どもは無料で乗車可能としながらも、指定席やグリーン車、寝台車などの特別車両を利用する場合には、子供であっても別途きっぷの購入が必要であると明記されています。
つまり、子供が一人で座席を使うこと自体が有料サービスの対象となるため、今回のケースは規則違反にあたると考えられます。
この投稿に対しては、同情的な声はほとんど見られず、「きっぷを買っていないのに座席を占有するのはマナー違反」「正当化できない」といった批判的な意見が多数。中には「規定に従うべき」「台湾でも同じでしょ」との指摘も上がっていました。




