中田英寿でもカズでもない! 最初に海外でプレーした日本人は誰?
norio nakayama / Wikipedia Commons
今や日本人サッカー選手がヨーロッパのクラブで活躍するのは当たり前の時代。
久保建英選手、三笘薫選手、冨安健洋選手など、世界のトップリーグで戦う姿にワクワクしている人も多いのではないでしょうか。
日本人初の海外サッカー選手は?
ところで最初に海外のサッカークラブでプレーした日本人選手が誰か、知っていますか?
【問題】
日本人で初めて海外のプロサッカーチームに所属し、プレーした選手は誰でしょう?
A. 中田英寿
B. 三浦知良
C. 奥寺康彦
D. 釜本邦茂
【正解】C. 奥寺康彦(おくでら・やすひこ)
正解は、奥寺康彦さん!
彼は1977年、当時ブンデスリーガ1部の1.FCケルンに移籍し、日本人として初めて海外のトッププロリーグでプレーした選手となりました。
ポジションはMF/DF。
所属クラブ:1.FCケルン → ヘルタ・ベルリン → ブレーメン
実績:ケルンでは1977-78シーズンにブンデスリーガ優勝&DFBポカール優勝の「国内二冠」を経験!
当時はまだ「日本人がヨーロッパでプロになる」という前例がほぼなく、海外挑戦自体が異例。
奥寺選手はまさに日本サッカー界のパイオニアだったのです。
【その他の選択肢の選手たち】
A. 中田英寿さん:1998年にペルージャ(イタリア・セリエA)に移籍し、日本人のセリエAブームを巻き起こしました。
B. 三浦知良さん(カズ):1994年にジェノア(イタリア)に移籍し、「キング・カズ」として世界に名を知られる存在に。
D. 釜本邦茂さん:日本代表のレジェンドで、1968年メキシコ五輪で銅メダルを獲得。
ただし海外プレー歴はありません。




