「日本の中心」はどこ? 本当の“へそ”を巡る地理のミステリー
画像はイメージ(Flicker/ Dale Cruse )
日本の「真ん中」はどこなのか?
実は考え方によって“3つの中心”が存在します。
日本の中心3選
以下のように、目的や測定方法によって異なる「中心」が存在するのです。
日本地理学会が定めている、人口重心としての中心は岐阜県関市付近。
日本列島を板と見立てたとき、バランスが取れる場所は長野県辰野町。
緯度経度の平均値による中心は群馬県渋川市です。
自称「日本のへそ」を掲げ、へそ祭りも開催!
この“中心”という概念は、ただの地理的な豆知識ではありません。
地域活性化や観光の目玉として各地でPR合戦が展開されています。
渋川市の「へそ祭り」では、住民が腹に顔を描いて踊るユニークな催しが有名です。
辰野町は「へその町」として道の駅や記念碑まで設置しています。
関市は学術的根拠に基づき「重心のまち」として密かにアピール中です。




