荷台の奥に潜む影… 引っ越し作業中に出くわした“ヘビ騒動”
画像はイメージ(Flicker/ Elizabeth Roberts)
アメリカのインディアナ州で、引っ越し作業中の夫婦が思わぬハプニングに巻き込まれました。
捕獲後は元の飼い主のもとへ
このトラブルに見舞われたのは、レイチェル・トレヴァースさんと夫のショーンさんです。
家族の引っ越しを手伝うため、荷物をレンタルしたトラックに積み込もうとしていた2人。
すると、荷台の奥でとぐろを巻いている巨大なヘビを発見しました。
動画には、ヘビがトラックの天井付近に入り込んで動かないため、レイチェルさんが傘の柄で誘導しようとする様子が映っています。
彼女は、「こっちだよ」と優しく声をかけますが、ヘビはなかなか言うことを聞いてくれません。
しばらくして、ヘビがトラックの外に頭を出し始めたその瞬間。
ショーンさんが頭をつかみ、外で収納ボックスを構えていたレイチェルさんの助けを借りて、無事に収容することができました。
発見されたヘビは、ボアコンストリクターとみられ、メキシコ南部やアメリカ各地で広く生息しています。
平均で体長1.5〜2mに成長し、中には4mを超える個体もいるといい、南米ではネズミ駆除の目的で飼われることもあるそうです。
このヘビはその後、地元の動物管理局により保護され、無事に元の飼い主のもとへ戻されたと報告されています。
2人のFacebookアカウント「Andi Waters」の投稿には「どうやってトラックに入ったんだろう?」といった疑問のコメントが寄せられ、これに対してショーンさんたちは「いまだに侵入経路はわかっていない」と返信していました。
そのほかにも、「恐ろしくもわくわくする話」「ヘビを救ったあなたたちは素晴らしい」「勇敢だ」といった称賛の声が相次いでいます。




