病院内に出没した2m級の巨大ヘビ 職員が格闘

画像はイメージ(Flicker/ John

マレーシア・クアラルンプールの病院で、巨大なニシキヘビが病棟内を這い回るという出来事がありました。

【動画】「よく素手で…」病院内に現れた巨大ヘビ

この件は、イギリスのニュースメディア「Mirror」など複数のメディアが報じました。

病院に出没した巨大ヘビ

ヘビが目撃されたのは、クアラルンプール市内の病院の病棟。

映像には、病室の床を這う巨大なヘビと、それを職員が素手でつかもうとする様子が映っていました。

1人が頭部を、もう1人が尾を押さえ、捕獲を試みます。

医療廃棄物用の大型容器に収容しようとしましたが、体が太すぎて入りきらず、ヘビと格闘。

このヘビは全長約2.1m、太さは成人男性の腕ほどあり、職員たちが力を合わせてようやく追い出すことに成功しました。

事件当時、その病棟には幸いにも患者はいませんでした。

マレーシアは熱帯に属し、毒を持つ種を含む多くのヘビが生息しています。

今回のヘビはニシキヘビとみられ、この種は大きいもので7m以上になることで知られる大型種。

この種は人家付近にも出没して家畜を狙いますが、人間を襲うことはめったにありません。

この一件を受けてネット上では、「こんな大きいのが、どうやって病棟に入ってきたの!? 怖すぎる」「彼らは『勇気の賞』受賞にふさわしい」「最近ヘビの話題多くない? ヘビ年だからかも」といったさまざまな声が上がっています。

Text by 本間才子