ダイヤモンドの義眼を装着 原虫による感染症で失明

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アメリカ・アラバマ州在住のステイラー・ジョーンズさん(Slater Jones)は、カスタムメイドの宝飾店「Jones Jewelry & Co.」のオーナーで、現在義眼での生活を送っています。

【動画】「カッコ良すぎる」ダイヤモンドの義眼を装着する男性

ダイヤモンドの義眼を使う男性

ステイラーさんの義眼は本物のダイヤモンドで作られているため、失明した右目が眩いばかりに光り輝いています。

ステイラーさんがInstagramに投稿した動画によると、ダイヤモンドの義眼を装着している右目を17歳で失明しました。

ステイラーさんの右目は、トキソプラズマ症という寄生性原生生物(原虫)によって引き起こされる感染症に罹患。

何度も手術を受けたものの、結局医師からは「二度と右目が見えるようにはならない」と言われ、2024年2月に眼球摘出手術を受けました。

眼球を失ったことで途方に暮れてもおかしくない状態でしたが、ステイラーさんはかねてより始めていたジュエリービジネスと友人の助言を受け、ダイヤモンドの義眼を作ることを思い付きます。

ステイラーさんの義眼には2カラットのダイヤモンドが使用されています。

世界最大のダイヤモンドマーケットプレイス『Stone Algo』によると、ラウンドブリリアントカットで2カラットのダイヤモンドの平均価格は1万9270ドル(約275万円)とのことです。

SNSで彼の義眼を目にした一部の人たちからは「カッコイー!」「君はキングだ」との声が寄せられています。

Text by Masumi.D