機内で乗客同士が殴り合い 「誰かが死ぬことになるぞ!見てろ」
画像はイメージ(Flicker/ Molly Des Jardin)
メルボルン発バリ行きのジェットスター機内で、男性乗客2人が殴り合いを始める騒動が発生しました。
この出来事は「7NEWS Australia」をはじめ、複数のメディアが取り上げています。
リクライニングを巡りトラブル勃発
YouTubeの映像には、前の座席に座る男性が「誰かが死ぬことになるぞ!見てろ」と激しく相手を威嚇する様子が収められています。
その直後、黒いキャップを被った別の男性が立ち上がり、前方の男性に向かって飛びかかりました。
突然の乱闘に、周囲の乗客たちは慌てて2人の間に入り、なんとか制止。
女性客のひとりが「もうやめて!」と声を上げるなど機内は一時騒然とするも、その後、客室乗務員5人が現場に駆けつけ、冷静に対応したそうです。
両者を引き離し、黒い帽子の男性は自席へ戻されたほか、フライト自体は大きな遅延もなく継続されたと伝えられています。
報道によると、口論のきっかけは座席のリクライニング機能を巡るトラブルだった模様です。
この騒動を受け、ジェットスターの広報担当者は「当社では、機内での迷惑行為や暴言・暴力に対して一切容認しない方針を採用しており、現在詳細を調査中です」とコメント。
また「乗務員は訓練に基づき状況をうまく収拾した」と対応を評価しました。
ネット上では、「機内で自制心を持てない人には罰則を設けるべき」「オーストラリア人として恥ずかしい」といった厳しい声が上がりました。
ほかにも「足元の広い席や一番後方の座席を選べばいいのでは?」といったアドバイスも寄せられています。




