住宅の裏庭に3mの巨大ヘビ 捕獲業者は「最高に楽しかった」

画像はイメージ(Flicker/ Jonathan Kriz

アメリカ・メリーランド州の住宅街で、全長約3mの巨大ヘビが発見され、地元住民や駆けつけた業者を驚かせました。

【動画】「全身が筋肉の塊」裏庭に現れた巨大ヘビ

この出来事は、地元メディア「WBAL-TV 11 News」によって報じられています。

業者はヘビの重みと力強さに圧倒

全長約3mのヘビと動画に映っているのは、害虫駆除会社のエハブ・サハルさん。 

裏庭でヘビを発見した住民が彼の会社に通報するも、現場に到着したサハルさんは、まず安全を確保することが最優先だったといいます。

グローブを着けた上で、ペットとして飼われていた可能性や、攻撃性の有無を慎重に見極める必要がありました。

ヘビは威嚇するように「シューッ」という音を立て始めたため、1人が正面から注意を引きつけている間に、もう1人が背後から回り込み、首元を押さえて無事に確保。

サハルさんは「筋肉の塊みたいなもの。動かすとき、その力強さに驚かされた」と、全身が筋肉で構成されるニシキヘビの重みと力を振り返っています。

捕獲後、ヘビは巨大なアイスボックスに入れられ、車の荷台に固定して運搬。  

サハルさんは、「高速道路を走っている間、全長3mのヘビが荷台で暴れないよう、バンジーコードでしっかり固定した」ともコメントしています。

業者としてヘビの対応経験はあったというサハルさんですが、「こんな大きさのヘビは初めて。でも最高に楽しかった。また呼ばれたらすぐに行く」と語っています。

今回捕獲されたビルマニシキヘビは東南アジア原産の大型種で、野生では5mに達することもあり、フロリダ州では外来種として駆除が行われています。

この出来事に世間では、「池やプール、湖にはニシキヘビだよ。安心して泳げないね」「誰かのペットだったてことなの?」といった驚きや懸念の声が。

一方で、「素敵な飼い主がみつかりますように」とヘビの行く末を案じる声も寄せられています。

Text by 本間才子