シュノーケリング中に現れた巨大アナコンダ 「この川に出没するのはかなり稀」
画像はイメージ(Flicker/ Thomas Dougan )
ブラジル西部のプラタ川で、体長5mを超えるとみられる巨大アナコンダが目撃され、観光客たちを驚かせました。
この出来事は、現地メディア「UOL」によって報じられています。
観光客はすぐに逃げ全員無事
アナコンダが目撃されたのは、パンタナール地方にある観光地・プラタ川でのシュノーケリングツアー中のこと。
川の透明度が非常に高く、水中に突然アナコンダが現れたことで、参加者の何人かがその様子を撮影しました。
動画を撮影した観光客は、「ヘビの頭が水面に現れた瞬間、アナコンダだと気づき、全員がすぐに水から上がりました」と話しています。
アナコンダは川の浅瀬をゆっくりと滑るように泳ぎ、その後、静かに水中へと姿を消しました。
アナコンダは南米の熱帯雨林や湿地、川に生息するヘビで、水辺を好み、水棲動物のような性質を持っています。
浅瀬に潜みながら、鳥類や哺乳類などを待ち伏せして捕食。
大きいものでは5〜9mに達することもあり、気性が荒いため、ペットとしてはあまり人気がありません。
リゾートの管理者によると、観光地として利用されているこの川でアナコンダが姿を現すのは珍しく、特に今回のような大きな個体が確認されたのは稀だということです。
また「こうした場合には、水から上がって動物との距離を保ち、進路を妨げずに見守るよう指導しています」と述べています。
この出来事にはネット上でもさまざまな反応が寄せられ、「この撮影者は素晴らしい。金メダルの価値あり」といった声が。
ほかにも「きれいだけど、遠くから見るだけで十分です」「お腹も満たされてるし、危険はないわ。自然の営みね」といった声が上がっていました。




