住宅街に現れた巨大キングコブラ 作業員を威嚇し捕獲が難航
画像はイメージ(Flicker/ Elroy Serrao)
インド南部カルナータカ州で、体長約3.6mの巨大なキングコブラが住宅街に出現し、地域住民を驚かせました。
この出来事は、インドのニュースチャンネル「Asianet Newsable」によって報じられています。
突如現れた毒ヘビに住民は戦々恐々
ヘビは最初、緑に囲まれた幹線道路を悠然と横断しているところを通行人に目撃されました。
その後、住宅近くの茂みに姿を隠していたところを発見され、通報を受けたアグンベ熱帯雨林研究所のメンバーが現場に急行。
捕獲の一部始終は、同研究所のアジャイ・ギリさんによって撮影されていました。
画像には、茂みに身を潜めるキングコブラを慎重に捕獲するスタッフの姿が映し出されており、その様子を見守る多くの近隣住民の姿も確認できます。
威嚇を続けるなど捕獲には手こずったものの、キングコブラは無事に森へと戻されました。
キングコブラは、南アジアから東南アジアにかけて広く分布する世界最長の毒ヘビで、平均的な体長は3〜4mですが、大きい個体では5mを超えることもあります。
小型哺乳類を主に捕食しますが、森林に生息するため人と接触する機会は稀だとされており、インドでは保護動物に指定されているそうです。
この出来事に世間では、「この土地はもともとヘビのものだよ」「かわいいよね」「ペットにもできるんだよ」といった声が寄せられ、さまざまな反応が見られました。




