排水溝に絡まった4mの巨大ヘビ 救助隊が素手で捕獲

画像はイメージ(Flicker/ Chad Sparkes

洪水に見舞われたタイ南部で、巨大なニシキヘビが排水溝から見つかりました。

【動画】「素手で捕まえるなんてすごい」排水溝に絡まった巨大ヘビを救出

捕獲の様子が、地元メディア「NBT YALA」などの報道機関で報じられています。

排水溝に絡まり動けなくなったヘビ

地域住民からの通報を受けた兵士たちが現場に駆けつけたところ、洪水で流されたとみられるヘビが排水溝に入り込み、頭を持ち上げた状態で発見されました。  

兵士たちは排水溝からヘビを引き出そうとしますが、抵抗が強く、作業は難航。  

約20分にわたり引っ張り続け、ついには排水溝の蓋ごと引き抜くかたちで捕獲に成功しました。

捕獲されたのは、映像や報道から体長約4mに達するアミメニシキヘビと見られています。

このヘビは東南アジアに広く生息しており、都市部では下水道などでの生息も確認されています。

最大で7m級にまで成長する大型種で、背面に網目状の斑紋が並ぶのが特徴。

主に爬虫類や鳥類、哺乳類を捕食し、まれにクマや人を襲った例も報告されています。

この出来事に対し、インターネット上では、「本当に怖い」「ヘビを捕まえた人はすごいですね」「このヘビ、保護種では?」といった声が寄せられました。

Text by 本間才子