「襲われたら命がない」 獲物を仕留めたばかりのチーターに近づく男性

画像はイメージ(Flicker/ Adam Woodrow

獰猛な生き物と聞いて思い浮かぶのは、ライオンやチーターなどではないでしょうか。

【動画】「度胸がすごい」「命知らず」チーターに水をやる男性

しかし今、チーターに接近する男性の行動が物議をかもしています。

チーターに近づいていく男性

インドメディア「Times Now」のInstagramには、マディヤ・プラデーシュ州で撮影された映像が公開されています。

国内でもトラやヒョウ、シカ、ゾウなど多くの野生動物が生息すると言われている同州。

そんな地で、男性は家族でくつろいでいる野生のチーターにどんどん近付いていきます。

用意した皿に飲み水を入れると、チーターたちは揃って水を飲み始めました。

その後も男性はチーターの目の前に座りその様子をじっと眺めると、カメラに満足そうな表情を見せました。

世間からは「とても可愛らしいワンシーン」「心温まる映像」「勇敢だね!」「拍手を送るわ」といった称賛の声が。

しかし同メディアによると、このチーターたちは直前に家畜として飼われていたヤギを襲って食べたばかりだといいます。

こうしたことから「やはり危ない」「注目を集めるためだけにこんな危険なことをするなんて」「怖すぎて見てられない」「襲われたら命がない」との意見も。

同国の森林当局は、人々に野生動物に近付かないよう警告しているほか、全ての人の安全のために境界線を維持することの重要性を強調しています。

Text by 春野 なつ