民家の庭に8mの巨大ヘビ あまりの大きさに「倒木かと思った」

画像はイメージ(Dick Culbert / Wikipedia Commons

タイ南部の住宅地で、体長約8mのニシキヘビが庭に出現する騒動がありました。  

【動画】「この大きさ、信じられない」民家の木にぶら下がっていた巨大なヘビ

「The Sun」など複数のメディアが伝えています。

庭の木や草に溶け込む様子

この出来事は、タイに暮らすフランス人男性の自宅の庭で起こりました。  

彼は庭先の塀に何かがぶら下がっているのを目にした際、「最初は倒れた木かと思いました」と話しています。

近づいて手をかけたところ、ヘビだと気づき、慌てて手を引っ込めた男性。

よく見ると、それは体長約8mもある巨大なニシキヘビでした。  

体の半分以上は壁の向こうにあり、色合いは庭の木々や草に溶け込んでいたとのこと。  

突然の遭遇に驚いた男性は、すぐに緊急サービスに通報しました。

救助ボランティアが駆けつけ、金属の棒とロープを使って慎重に捕獲作業を実施。 

 ヘビは一時的に抵抗しましたが、無事に保護され、野生に放されました。

男性は「暗くなっていたら、家の中に入り込んでいたかもしれない」と語り、胸をなで下ろしたそうです。

今回捕獲されたアミメニシキヘビは、南アジアから東南アジアの温暖かつ多湿な地域に広く分布しています。

過去には9mを超える個体も確認されている世界最大級のヘビの一種で、爬虫類、鳥類、哺乳類などを捕食し、まれにクマや人間が襲われた例もあります。

この出来事に世間では、「私なら、トラウマになって家を引っ越します」「この大きさ、信じられない」といった驚きや恐怖の声が相次いでいます。

Text by 本間才子