飛行機のエンジン部分で筋トレをした空港職員 勤務最終日の行いで刑事告訴

画像はイメージ(Flicker/ Diego Torres Silvestre

飛行機のエンジンはものすごい強力な吸引力を持っており、まれにエンジンに吸い込まれ死亡してしまう事故が発生します。

【動画】「事故に遭わなかっただけマシ」飛行機のエンジン部分で筋トレを始めた空港職員

ところが今、オーストラリア・シドニーの空港で撮影された1本の動画に、批判の声が集中しています。

飛行機のエンジン部分で危険行為

イギリスメディアThe MirrorがInstagramで公開した映像には、エンジンに登り、ハーフパンツ1枚で筋トレを始める男性が映っています。

彼は、空港職員のプレスリー・ジノスキーさん。

オーストラリアメディアnews.com.auによると、撮影日の2週間前に辞表を提出しており、この日が勤務最終日だったそうです。

プレスリーさんがこの動画をTikTokに投稿すると、再生回数やフォロワーが増えたものの、刑事告訴される事態に発展。

警察は、空港職員という立場を利用して制限区域を悪用したとして、取り調べを開始しました。

一方でプレスリーさんは「会社に迷惑がかからないようユニフォームを脱いだ」「飛行機は駐機中で翌日まで使われることはなかった」と主張。

しかしながら裁判所は彼に対し、2,400オーストラリアドル(約22万円)の罰金を支払うよう命じました。

ネット上では「事故に遭わなかっただけマシ」「そんなにフォロワーが欲しいの?」「SNSにあげるためだけにこんなことするなんて信じられない」「この後どこの会社も雇ってくれないかもね」など、多くの批判があがっています。

Text by 春野 なつ