成田空港に到着した外国人観光客のスーツケース 大量の大麻に「どうやってパスできた?」
画像はイメージ(Flicker/ Daniel Ramirez )
日本旅行を計画していた、タイ人の夫妻。
彼らに起こった不運のハプニングを、シンガポールメディアの「Must Share News」が伝えています。
成田空港に大麻入りのスーツケース
これまで海外旅行の経験がなかった夫妻は旅の計画を全て娘に依頼し、南部のスラタニからバンコクで乗り継ぎ、日本・成田国際空港に到着する予定でした。
バンコクのスワンナプーム国際空港で一度飛行機を降りた彼らは、自分たちの黒いスーツケースをピックアップ。
日本へ乗り継ぐ手続きを完了させました。
ところが成田空港に到着した彼らがスーツケースを開けてみると、なんと中には24kgもの乾燥大麻がびっしりと詰められていたのです。
一方で、スワンナプーム国際空港ではある外国人旅行客が「自分の黒いスーツケースがない」と訴え、空港職員に助けを求めていました。
手荷物受取所には似たような色と形のスーツケースが一つ残されており、職員はそれに付けられていたタグの連絡先に電話をしてみたそうです。
実はその相手は夫妻の娘。
電話は繋がらなかったうえ、夫妻はピックアップするスーツケースを間違えていたのです。
思わぬアクシデントに巻き込まれてしまった夫妻はなんとか密輸の疑いを晴らせたものの、その影響で富士山近辺に滞在する日程の断念を余儀なくされてしまいました。
ネット上では、複数の空港のセキュリティーチェックに対し疑問の声が続出。
「どうやって3空港のチェックをすり抜けたんだ?」「不思議すぎる」「タイは緩そう」といった意見のほか、「24kgって相当な量だよ」「人生初の海外旅行で散々な目に遭ってしまったね」「なんと不運な夫妻」「残りの日本滞在が素晴らしいものでありますように」など、多くの声が寄せられています。