「無数にあった中から選んだ」 3歳の女の子が拾った石が実は3800年前のお守り
画像はイメージ(Flicker/ Shannon Holman )
子供の好奇心が思わぬ発見をもたらしたようです。
石だと思って拾ったものが歴史的に価値があるお守り
歴史や科学などをまとめた学術誌「Smithsonian magazine」によると、発見したのは家族とともにイスラエルを旅行していた3歳半のジヴ・ニツァンちゃん。
2025年3月、同国の遺跡「テル・アゼカ」を訪れた際に、ジヴちゃんは足元に落ちていた石を何気なく拾いました。
砂まみれだったため拭き取ると、石には虫のような絵が施されていたのです。
調査のため両親はそれを政府に引き渡すことに。
その結果、イスラエル考古学庁はジヴちゃんが偶然見つけた石は、3,800年前のお守りだったと発表しました。
中期青銅器時代に遡る古代カナン人のもので、描かれている虫はケペラ神の化身として崇められていたスカラベ(フンコロガシ)だといいます。
母親のシヴァン・ニツァンさんは「遺跡には無数の石があって、しかも裏返しだったんです。でもどういうわけか、娘はその中からこの石を選んだんです」と驚きを隠せない様子。
またジヴちゃんは同庁から感謝状を贈られたそうで、見付けたスカラベは特別展示に並ぶことになりました。
この報道に対し、世間からは「子供の力ってすごい!」「きっと何かを感じてその石を拾ったんだろうね」「神秘的なニュース!」「この子はずっと神に守られるだろうな」といったコメントがあがっています。




