普段からヘビ探索をしている大学生 素手で4mの巨大ヘビを捕獲

画像はイメージ(Mariluna/ Wikipedia Commons

アメリカ・フロリダ州南部に広がる広大な湿地帯エバーグレーズで、大学生が4mのビルマニシキヘビを捕獲し話題になっています。

【動画】大学生が素手で捕獲した巨大ヘビ

この出来事は、「CBS Miami」をはじめとする複数のメディアが伝えています。

普段から恋人とニシキヘビを探索する大学生

巨大なビルマニシキヘビを捕獲したのは、フロリダ・アトランティック大学(FAU)に通うダニエル・メイヤーソンさん。

彼は普段からエバーグレーズでビルマニシキヘビを探しており、今回も恋人とともに探索に出かけていました。

ビルマニシキヘビは本来、東南アジアに広く分布する外来種で、泳ぎが得意で水辺を好み、野生では約5mまで成長します。

爬虫類や鳥類、哺乳類を捕食し、ときにはフクロギツネやウサギを餌にすることも。

フロリダ州ではエバーグレーズ国立公園での繁殖が深刻化しており、州政府は駆除を奨励しています。

この日、メイヤーソンさんは前方50mほど先に黒い物体を発見。

近づくにつれて、それが探し求めていた巨大なビルマニシキヘビだと確信しました。

「まさかヘビのはずがない、と思いました。でも、どんどん近づくとこれは間違いない、モンスター級のビルマニシキヘビだ!」と感じたというメイヤーソンさん。

恋人がすぐにスマートフォンで撮影を始めるなか、ヘビを逃がさないよう慎重に接近し、素早く頭の後ろを押さえて捕獲しました。

捕獲したヘビの長さは約4mで、彼にとってこれまでで最大だったといい、「ヘビそのものよりも逃げられてしまうのが怖かった」と当時を振り返っています。

この出来事に対して、ネット上では「この若者は素晴らしい。これからも頑張ってほしい」「エバーグレーズでビルマニシキヘビを捕まえるなんて最高だね」といった反応が寄せられています。

Text by 本間才子