中国の屋台にあったベーコンのような食べ物 正体はネズミの干物

画像はイメージ(Kelapstick / Wikipedia Commons

中国のある屋台で目撃された、ベーコンのように見える肉の正体に世間が衝撃を受けています。

【動画】「ベーコンかと思った」中国の屋台にあったネズミの干物

シンガポールメディア「Must Share News」のInstagramには、広東省仏山市(ぶつざんし)の屋台で撮影されたとする動画が投稿されています。

中国の屋台で売られていたネズミの干物

一見するとベーコンのように見えますが、じつはこの驚きの正体はネズミの干物。

1kgあたり150元(約3,000円)で売られており、白米と一緒に炊いたりニンニクの芽やセロリと一緒に炒めたりして食べられるそうです。

また同メディアによると、この地域の人たちにはネズミ肉の人気が高く、「ネズミ1匹は鶏3羽より良い」という言い伝えもあるのだとか。

高い栄養素で知られているようですが、専門家は「ネズミは細菌や病原菌を多く持っており、食べるのはもちろんのこと、血液や体液に触れる屠殺者にとってもとても危険だ」と警告しています。

しかしネズミ肉を販売している屋台の店主は、「ネズミは保護対象ではないので、違法行為をしているわけではない」とメディアに話しています。

この驚きの実態に、ネット上では「怖すぎる」「食べたくない」「そこの食事は何が入っているか分からない」「気持ち悪い」「コロナから学ばなかったのかな」「食欲無くした」など、批判の声が多くあがりました。

Text by 春野 なつ