カブス・PCAがホームインめがけて全力疾走 「異次元の速さだ」
AP Photo/Ross D. Franklin
頭文字を取った「PCA」の愛称で親しまれている、シカゴ・カブス所属のピート・クロウ=アームストロング選手。
東京ドームで行われたロサンゼルス・ドジャースとの開幕戦をきっかけに、日本でも知名度と人気がぐんと上がりました。
ファンへの神対応や強肩ぶりがしばしば話題になる彼ですが、今回は試合中に爆速の走りを見せています。
カブス・PCAの華麗な走塁
2025年3月29日(日本時間30日)、同チームがアリゾナ・ダイヤモンドバックスと試合を行った時のこと。
0-1、カブスの1点ビハインドで迎えた4回同チームの攻撃、1アウト一塁の場面で、一塁ベース上にはピート選手がいました。
カブスの打者ミゲル・アマヤ選手は、ダイヤモンドバックスの先発ブランドン・ファット投手からの外のスライダーを上手く捉えると、打球はレフトへ長く落ちていきます。
レフトのルルデス・グリエル・ジュニア選手がそれを追う間に、ピート選手は一塁から二塁・三塁を全力疾走で駆け抜けます。
あまりの爆速ぶりにヘルメットが浮かび上がり落ちてしまうも、そんなことはお構いなし。
本塁の数m手前からヘッドスライディングし、見事同点に持ち込みました。
これを見たファンたちからは「異次元の速さだ」「何回見てもかっこいい」「無我夢中で走る姿が素晴らしい」「技術だけでなく身体能力もすごい」「ヘルメットないのにヘッドスライディングしちゃうのが彼らしい」など、様々な反応が寄せられました。
ピート選手の活躍もあり、この日の試合は4-3でカブスが勝利を収めています。