フクロギツネに襲いかかる1.5mのヘビ 「もう勝ち目はないと思った」
画像はイメージ( Diego Delso / Wikipedia Commons )
オーストラリア・クイーンズランド州で、フクロギツネがヘビの攻撃をかわして逃げる瞬間が目撃されました。
この出来事は海外版「Yahoo News」などで報じられています。
ヘビとフクロギツネが落下
地元に住むマディ・スピンクスさんが自宅で過ごしていたところ、屋根の上から大きな物音がしました。
見上げた先にいたのは、雨どいにしがみつく1匹のフクロギツネ。
かわいさに撮影を始めたマディさんでしたが、フクロギツネの様子に違和感を覚えました。
それもそのはず、屋根の反対側にはフクロギツネを狙う、約1.5mのカーペットパイソンがいたのです。
カーペットパイソンはインドネシアやオーストラリアに生息し、最大2~3mに成長する大型のヘビです。
主に鳥類や爬虫類を餌にしますが、成長するにつれて小動物も捕食します。
その光景に、「これはもうフクロギツネに勝ち目はない」と思ったというマディさん。
フクロギツネが必死に逃げ場を探すなか、ヘビがフクロギツネに飛びかかり、2匹はもつれ合いながらコンクリートの地面へと落下しました。
フクロギツネはすぐに近くの木に駆け上がったため、ヘビはそれ以上追わず、再び屋根へ戻っていったということです。
画像では、2匹が相当な高所から落ちたことが確認できますが、専門家はヘビが高所から落ちても驚くほど無傷で生き延びることがあると話しています。
この出来事にSNS上では、「ヘビが怖すぎて携帯を投げそうになったわ」「こんなの目撃したら冷静じゃいられない」などといったコメントが寄せられました。