ハトを飲み込んだ巨大ヘビ 「息子が家に持ち帰りたがっていた」
画像はイメージ(Tigerpython / Wikipedia Commons )
西オーストラリア州トム・プライスで、餌を食べていた鳩が1.5mのニシキヘビに食べられる様子が目撃されました。
この出来事は「ABC Pilbara」など複数のメディアで報じられています。
巨大ヘビに食べられてしまった無念な鳩
地元住民のヌルジャニー・ウィリアムズさんが、自宅の屋根にとまったハトに餌を与えていた時のこと。
1.5mのオリーブパイソンにハトが捕まえられてしまったのです。
オリーブパイソンはオーストラリア固有の種類で、最大で4~5mに成長します。
イワワラビーやオオコウモリなどの哺乳類や爬虫類を捕食。
友好的で好奇心旺盛な性格のため、ペットとして人気がある種類です。
ウィリアムズさんはボランティアのヘビ捕獲者、ジャディ・ケインさんに連絡し「屋根にヘビがぶら下がっていて、ハトを食べている。取り除いてくれ」と頼みました。
ケインさんが現場に到着した時、ハトはすでに捕まえられ、ヘビが捕食中でした。
ヘビが捕食中に移動させるのは危険なため、ハトを飲み込むまで1時間待機することに。
その後、無事にヘビを捕獲することができました。
「これは今までで最も興味深い捕獲だったと思います」とケインさんは同メディアに語ります。
ウィリアムズさんは、当時の様子を「非常に不思議で、かなり衝撃的だった」と振り返っています。
また、5歳の息子はその光景に夢中になり、「家に持ち帰りたがっていた」ともコメントしています。
この出来事にネット上では、「ヘビも食事しなくてはいけないからね。鳩には気の毒ですが」というコメントが寄せられました。