スニッカーズが好きだった男性 棺もデザインしてもらう
画像はイメージ( Famartin / Wikipedia Commons )
生前甘いものが好きだった男性が亡くなった後、スニッカーズを模した棺で埋葬されることになりました。
好きなお菓子のデザインを棺に
イギリスで学習障害者施設の介護助手として働いていたポール・ブルームさん(Paul Broome)は、ちょっと変わった遺言を残したことで家族を驚かせたようです。
55歳で亡くなったポールさんは生前、「死んだらスニッカーズをテーマにした棺で埋葬してほしい」とよく冗談を言っていたのですが、家族は本気にしていませんでした。
ところがいざ、ポールさんが亡くなったときに遺言書を確認した家族はポールさんが冗談で言っていたことが本気だったことで唖然としたようです。
家族は遺言にあった通り、ポールさんの望みを叶えるべくスニッカーズをテーマにした棺を用意。
棺は全体がスニッカーズのデザインになっており、側面にはスニッカーズのフォントで「I’m Nuts(私はイカれてる)」と書かれていました。
またポールさんは地元のサッカーチーム「クリスタル・パレスFC」の熱狂的なファンだったことから棺のフタには同チームのロゴも描かれていました。
New York Postなどによるとポールさんの家族から、この棺を依頼された葬儀社の「F A Holland Funeralcare」の担当者は、この変わった棺について次のように語っています。
「ポールさんの機転の効いた発言とユーモアのセンスは多くの人の心を動かしました。棺は彼のユニークな人柄を讃えるのには、十分相応しいものとなりました」
ポールさんの葬儀に参列した人たちからは「ポールさんの人生を真に祝う葬儀だった」と言った声があがっていたようです。