450円で購入した絵画 価値を感じ出品したら43万円で落札
画像はイメージ(Lee Haywood / Wikipedia Commons )
時にチャリティショップやスリフトショップには、驚くほど価値のある掘り出し物が紛れていることがあります。
アメリカ・オハイオ州の女性も、そのチャンスをつかんで幸運を得ました。
43万円で落札された元値450円の絵画
オハイオ州デイトンに住むマリッサ・アルコーンさんは、地元のスリフトショップをぶらりと訪れました。
マリッサさんは、自分のオフィスに飾るほとんどの物を、スリフトショップで揃えているといいます。
その額縁に入った絵を見つけた時も、絵よりも額縁に惹かれてオフィスに飾ろうと、2.99ドル(約450円)で購入しました。
車に積もうとして、ふと絵の下を見ると、小さなプレートがついているのを発見。
そこにはヨハン・ベルテルセンという名前がありました。
スマホで名前を検索してみると、1972年に亡くなったアメリカの有名な印象派画家であることが判明。
バーテルソンの作品が、しばしば数千ドルで取引されていることを知ったマリッサさんは驚きました。
同時に、「これはきっと贋作」と思ったようですが、とりあえずFacebookでシェアしてみることに。
すると、Facebookの無料美術鑑定グループのメンバーから、この絵を正式に鑑定してもらうよう促されました。
そこで、マリッサさんはシンシナティのオークションハウスに持ち込むことに。
結果、その絵が「聖パトリック教会の礼拝堂」と題されたベルテルソンの作品であることが確認されたのです。
オークションに出品すると、あっという間に2,875ドル(約43万円)で落札されました。
「おそらく一生に一度のことだと思う」と喜ぶマリッサさん。
得たお金は結婚式の費用にするということです。