顔が歪む病気を患う犬 「みんなが愛している」
画像はイメージ( Petruss/ Wikipedia Commons )
珍しい疾患を持って生まれた1匹の犬が今、世間の注目を集めています。
「yogiluvs」のアカウント名でTikTokに日々動画を投稿し、愛犬の様子を公開しているのは、モリー・アリス・フォルカーさんという飼い主の女性です。
顔が歪む症状に襲われる犬
アメリカメディアのNewsweekによると、ゴールデンレトリーバーのヨギは「体細胞突然変異」と呼ばれる犬の病気を患っています。
その影響で尻尾と手足は黒色のモザイク模様であるほか、神経系にも支障をきたし、顔がゆがむなど体の左側に異変が起きるといいます。
時折足が震えたり、痙攣のような軽い発作や心雑音も見受けられたりするとのこと。
TikTokの動画には、口の左側がつり上がっているヨギが映されています。
じつは14年前に娘のノラちゃんを、心臓病などの疾患によりわずか生後14ヶ月で亡くしているモリーさん一家。
同様の病気を患っている子供や犬たちを偲び、病気の認知度を高めるために、SNSに投稿したり児童書「Meet Yogi」を出版したりしています。
一家が暮らす地域ではヨギはすっかり人気者で、会う人たちにご機嫌に挨拶し、散歩の時にはおやつをもらうために近所の家を巡っているのだとか。
モリーさんは「ヨギがあと何年生きられるのかは分かりませんが、彼を愛していますし、みんなも彼を可愛がってくれます」と語っています。
そんなヨギとモリーさんに対し、「可愛い」「オシャレなカラーだね!」「長生きしてほしい」「ヨギにおもちゃやお菓子をプレゼントしたい」「頑張って!」「美しいワンちゃんだわ」など、世界中からエールが届いています。