放置車両の下にいた4m級の巨大ヘビ 30個の卵を保護
Mariluna / Wikipedia Commons
マレーシア・サラワク州クチンで、全長4.5m、体重約50kgのニシキヘビが放置車両の下で30個の卵とともに発見されました。
「マレーシア民間防衛隊(APM)」のFacebookに、捕獲時の写真が投稿されています。
巨大ヘビと大量の卵を発見
写真には、数人の隊員が巨大なヘビを持ち上げる様子が写っています。
捕獲の様子を見守っていた周囲の人々も、驚いた様子で写真を撮影していました。
通報を受けた隊員たちは、約2時間かけてヘビを捕獲。
APMの発表によると、捕獲されたヘビは30個の卵とともにサラワク州野生生物局に引き渡され、適切な処置が取られる予定です。
このヘビは、東南アジアに広く分布するアミメニシキヘビとみられています。
最長7mにも達する世界最長のヘビの一種で、爬虫類、鳥類、哺乳類を捕食。
メスは一度に10~50個の卵を産み、とぐろを巻いて卵を保護するという、爬虫類では珍しい習性を持っています。
この出来事を受け、ネット上では「ヘビは幸運の象徴だから、車のナンバーにちなんだ宝くじを買った方がいいね」といったユーモアのあるコメントが寄せられていました。