銀行に死亡扱いされていた女性 カードもパスポートも使えなくなり9億円の賠償請求
Michiel1972 / Wikipedia Commons
銀行が誤って、イギリスに住むある女性が亡くなったと判断。
【画像】銀行のミスでカードだけでなく免許証とパスポートも使えなくなった女性
女性はパスポートをキャンセルされ、数週間にわたりカードが利用できないという非常に不便な状態を強いられました。
銀行から勝手に死亡扱いされた女性
そんな不運に見舞われたのは、マシトコゼ・モヨさん。
2025年2月5日、モヨさんは電話で21年間利用していたコープ銀行からサンタンデール銀行に口座の切り替え手続きをしました。
そのとき、コープ銀行はモヨさんを「死亡」と間違えて登録。
コープ銀行はクレジットカード会社に連絡し、モヨさんが死亡したことを伝え、死亡証明書の番号まで発行してしまいました。
何も知らないモヨさんは、買い物でクレジットカードを使おうとしましたが、すべてのカードの利用が拒否されるという事態に。
店頭で次から次に手持ちのカードが拒否され、モヨさんはとても恥ずかしくなったとのこと。
クレジットカード会社に電話で確認すると、死亡扱いされていることが判明します。
モヨさんは自分に何が起こっているかを知って唖然としました。
しかし、モヨさんの災難はこれだけに留まりません。
コープ銀行は、運転免許庁やパスポート申請局、自動車ローン会社、水道、ガス会社、さらには家電保険会社にまで連絡をして、モヨさんの死亡を報告していたのです。
そのため、運転免許証とパスポートが無効化され、モヨさんは南アフリカへの休暇にも行けませんでした。
この一件で、モヨさんは短期記憶喪失を含む深刻な苦痛を抱えることになりました。
現在、モヨさんは苦痛に対する補償として500万ポンド(約9億6千万円)の支払いをコープ銀行に要求しているといいます。
コープ銀行側はモヨさんの要求に応じておらず、「METRO」 によるとモヨさんは憤慨しながらこのように話しています。
「彼らが私に与えた苦痛は、そのぐらい払ってもらう価値がある。払わないなら裁判を起こすまで。この不便な状況のせいで、私は今隣人からお金を借りて生活しているのよ」
コープ銀行側は、現在この件について調査中ということです。