開幕戦に向けて記者会見に登場した大谷翔平 「もう通訳は必要ない英語力」

AP Photo/Eugene Hoshiko

シカゴ・カブスとの開幕戦を目前に控え、2025年3月14日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手、山本由伸選手、佐々木朗希選手が記者会見に臨みました。

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記者会見に臨んだ大谷翔平

まず初めに「故郷・日本で、日本人ファンたちの前でプレーすることに対してどう思うか」を問われた3選手。

山本選手は「すごくたくさんの方が楽しみにして下さっているのを感じていますし、僕自身もすごく楽しみ。少しでも最高の状態で試合に挑めたら」と述べました。

続いて大谷選手は「他の外国人選手たちも楽しんでいるので、試合だけじゃなく日本文化も楽しんでもらいたい。ファンの方にも選手たちが楽しんでいる姿を見てもらえたら嬉しい」と、チームメイトたちについて触れました。

佐々木選手は「違うユニフォームを着てドジャースの一員としてプレーすることに興奮している。いいプレーができたら」と意欲を覗かせています。

またスプリングトレーニング中、ブルペンでの投球練習を早めに切り上げたことについて、大谷選手は「プラン通り順調に来ていたので、少し間を空けてもいいんじゃないかという判断で、僕もそれに納得している。逆を言えば、打者を優先的に仕上げる期間だった」と明かしました。

さらに日本でやりたいことを問われ、「まずは時差ボケを直して美味しいものを食べて、元気にプレーしたい」と回答。

今年の目標は「このシリーズをいいものにして、(カブスを含む)日本人選手たちの活躍を多くの日本人の方に見てもらえたら嬉しい」と話し、「メジャーリーグの醍醐味、パワーやスピードを純粋に楽しんでほしい」とファンにメッセージを送りました。

インタビューの内容が球団公式YouTubeで伝えられると、ファンたちからは「チケット買えた人が羨ましい」「ワクワクする」「公開してくれてありがとう!」「ロウキの初戦が楽しみすぎるよ」といった声が。

ほかにも「ショウヘイはもう通訳いらないね」「オオタニは周りの選手たちにも配慮していて、やっぱりすごい人だ」「ビッグ・スリー」「この3人を試合で見られることは、子供たちだけでなく大人にとっても夢のような話」といったコメントが寄せられ、かなり多くの注目を集めています。

Text by 春野 なつ