ヘビ捕獲大会に参加した親子 開始2時間前に5m超の巨大ヘビを発見
画像はイメージ(Flicker/ Ramesh NG)
アメリカ・フロリダ州で、ニシキヘビ捕獲チャレンジに参加した親子が体長5.5m超の巨大ビルマニシキヘビを捕獲。
過去3番目の大きさだったものの、大会開始直前の捕獲で入賞には至りませんでした。
「Gulf Coast News」などが伝えています。
親子が捕獲した巨大ヘビ
このヘビを捕獲したのは、カール・シニアさんとカール・ジュニアさんの親子。
カール・ジュニアさんは、「発見したのは午前10時ごろで、チャレンジの開始は正午でした。わずか2時間違いでした」と振り返っています。
捕獲されたニシキヘビは体重が約45kgを超える大物で、その迫力に驚かされたといいます。
引っ張ろうとしたら全く動かず、思ったよりもはるかに大きい個体だったとのことです。
ビルマニシキヘビは、元々東南アジア原産の外来種であり、フロリダ州では生態系に悪影響を与える侵略的外来種として知られています。
アメリカアリゲーターやシカ、アライグマなどの在来動物を捕食することから、州政府は個体数の抑制を目的とした捕獲プログラムを実施しています。
今回の「フロリダ・パイソン・チャレンジ」は、捕獲したヘビの大きさや数に応じて賞金が授与される大会ですが、カール親子は開始前にヘビを捕獲したため、賞金の対象外でした。
それでも彼らは、「賞金よりも、エバーグレーズの生態系を守ることが重要だ」と話しています。
この出来事に世間では、「しばらくヘビを隠しておけばよかったのに」「在来動物の保護に貢献しているお二人に感謝です」といったコメントが寄せられました。