北京五輪では金メダル8個を獲得 マイケル・フェルプスの現在に「知らなかった」
Fernando Frazão/Agência Brasi / Wikipedia Commons
2025年の「世界水泳」は、シンガポールで7月に開催されます。
名だたる選手たちが世界的な記録を出してきた大会ですが、その中でもマイケル・フェルプス選手は何度も1位に輝き、「水の怪物」の異名を持っています。
今回はそんなフェルプス選手について紹介します。
マイケル・フェルプスのこれまでと現在
フェルプスさんは1985年6月30日生まれ、アメリカ合衆国メリーランド州ボルティモア出身です。
2000年、15歳の時にシドニー五輪に出場し、200mバタフライで5位に入賞しました。
2001年3月には、200mバタフライの世界記録を更新。
当時、15歳9ヶ月だったフェルプスさんは、男子競泳史上最年少の世界記録保持者となりました。
同年7月に行われた世界水泳福岡大会では、200mバタフライの自己ベストを更新し世界記録を塗り替えています。
2002年から個人メドレーにも本格的に力を入れ、400m個人メドレーで当時の世界記録を更新。
2003年の世界水泳バルセロナ大会では、200m個人メドレーでも世界記録を更新しました。
2005年には腰を痛めるなど、不調の時期もありましたが、2007年の世界水泳メルボルン大会では、大会史上初となる個人種目5冠・リレー種目2冠の7冠を達成し、5つの世界記録を更新しました。
2008年の北京五輪では、個人5種目とリレー3種目に出場。
9日間で17レースをこなすという偉業に挑み、すべての種目で金メダルを獲得しています。
ミュンヘン五輪でマーク・スピッツさんが達成した7冠を超え、競泳世界大会史上初・オリンピック史上初となる8冠を達成しました。
2016年のリオデジャネイロ五輪では、200mバタフライ、200m個人メドレー、4×100mフリーリレー、4×200mフリーリレー、4×100mメドレーリレーで金メダルを獲得。
100mバタフライは銀メダル。
200m個人メドレー・4×200mフリーリレー・4×100mメドレーリレーでは、同一種目4連覇を達成しました。
順調なキャリアを積んできた彼ですが意外にも、燃え尽き症候群に悩まされた時期がありました。
2008年北京オリンピック後、「もう目標を達成したから、ほかのことに挑戦したい」と一時引退を発表。
さらに、2009年2月には友人に誘われて訪れたパーティで周囲に勧められ大麻を吸引。
その姿が写真に撮られ、イギリスの新聞に掲載されました。
そのため、アメリカ水泳連盟から3カ月の出場停止という厳しい処分が下されたこともありました。
それでも再起して、水泳に向き合い、2016年には大記録を残したのです。
2016年に引退した後は、若年層の大麻・アルコール依存や鬱病からの脱却をサポートするメンタル・ヘルス関連企業のESPYSの役員に就任しています。