キツネを追いかけていた巨大ヘビ 天井裏から落下
オーストラリアで、フクロギツネを追いかけて天井裏に入り込んだ巨大なヘビが捕獲され、住民を驚かせました。
この様子は、「The Sun」をはじめとする複数のメディアで報道されました。
天井裏にいた巨大ヘビ
映像には、捕獲業者が大きなニシキヘビを天井の照明穴から引き出す様子が映し出されています。
ヘビの尻尾が約1mほど出たところで何かに引っかかり、取り出すのに手間取る様子が見受けられました。
天井の一部を剥がしてさらに引っ張ると、オーストラリアの保護動物であるフクロギツネが落下。
このヘビはフクロギツネを捕食しようとして屋根裏に侵入したのでした。
捕獲の様子を眺めていた住民は「なんてことなの!」と驚いています。
今回捕獲されたのは、コースタルカーペットパイソンと呼ばれる、オーストラリア東部に生息する大型のニシキヘビの一種。
主にフクロギツネ、ネズミ、コウモリ、鳥といった「温血動物」を捕食します。
背中にあるオリーブブラウン、黄褐色の斑点があることや縞模様が特徴です。
大きいものでは体長3mに達することもあり、今回の個体は約2.6mでした。
取り除かれたヘビは、安全な環境へと解放されたと報告されています。
この出来事に対し、ネット上では「そもそもどうやってそんな場所に入り込んだんだろう?」「オーストラリアならではの光景だね」といったコメントが寄せられていました。