2人目を諦めた19歳 60万円のリアルな赤ちゃん人形で子育て
画像はイメージ(Flicker/ Toshiyuki IMAI )
子育てはお金がかかるもの。
2人目を望んだイギリス人女性は、育児費用のことを考え人間そっくりの赤ちゃん人形「リボーンドール」を2人目として育てることにしました。
2人目の子供はリアルな赤ちゃん人形
イギリスに住む19歳のマディさんには、もうすぐ2歳になるオフィーリアちゃんという娘がいます。
最近、オフィーリアちゃんが少し大きくなってきて、赤ちゃんだったころのことを懐かしく思うようになったマディさん。
2人目が欲しいと考えました。
しかし、子供が1人増えるということは、その分育児費用もかさみます。
そこでマディさんは、本物の赤ちゃんそっくりの「リボーンドール」を購入。
リボーンドールは、通常病死や死産で失った我が子の身代わりとなる人形。
値段も1体60万円と、決して安くはありません。
それでも、人間の子供を何十年も育てる費用より安くなると考えたマディさんは、2人目の子供としてそのリボーンドールを購入し、育てることにしたのです。
フォレストと名付けた男の子の赤ちゃん人形は、生年月日と出生体重を記した出生証明書とともに届きました。
精巧なハンドメイドの人形は、シリコン製の柔らかな肌が本物の赤ちゃんの肌のよう。
オフィーリアちゃんと一緒にベビーカーにのせて、外に散歩にも出かけます。
オフィーリアちゃんは、フォレスト君が人間の赤ちゃんではないとわかっているようですが、自分のおもちゃにしようとは思わないそうです。
マディさんは本物の息子のようにフォレスト君の世話をしています。
一方でオフィーリアちゃんは、マディさんにとって最優先にすべき存在です。
SNSでシェアされた動画には、「クレイジー」「奇妙」「娘に十分な関心を持っていないのでは」といったコメントや、「マディさんは何も悪いことはしていない」「人それぞれ、別に良いと思う」といった賛否両論の声がユーザーから寄せられています。




