7m・最大136kgあった巨大ヘビ 動物保護施設で20年暮らし死去
画像はイメージ(Flicker/ Theo Stikkelman )
アメリカ・フロリダ州にある動物保護施設で、20年間シンボルとして親しまれた巨大ヘビ「ゴールディ」が死去し、飼育員たちは深い悲しみに暮れています。
この出来事は、「Naples Daily News」など複数のメディアによって報じられました。
動物保護施設にいた巨大ヘビが死亡
ゴールディが動物保護施設「スカンクエイプ本部」に引き取られたのは、2000年ごろのこと。
施設到着時のゴールディの年齢は、10〜15歳と推定されています。
ゴールディは、体長が7mに達していた世界最大級のアミメニシキヘビです。
アミメニシキヘビは南アジアから東南アジアに広く分布し、平均寿命が20年以上に及ぶことで知られています。
アミメニシキヘビは本来、爬虫類、鳥類、哺乳類を捕食する動物食性です。
しかし同施設では、ウサギやモルモットなどの生きた動物ではなく飼育用の餌をゴールディに与えていました。
それでもゴールディの体重は90kgを超え、最大で136kg以上もあったといいます。
ゴールディは施設にとって特別な存在でした。
ゴールディの死を悼んだスタッフは、皮を特別に鞣して保存することを決定。
北アメリカ最大級のヘビとして、ゴールディの存在は永遠に記録として残ることとなりました。
「ゴールディ、あなたはかけがえのない存在でした」とスタッフは追悼の意を示しています。
この出来事に世間では、「ゴールディ、安らかに眠ってください。彼女は素晴らしい動物大使でした」「ゴールディの訃報、とても悲しいです!南フロリダでお気に入りの友達の一匹でした」といったゴールディへの追悼の言葉が寄せられています。