中国の春節祭イベントに人型ロボットが暴走 群衆めがけて突進
画像はイメージ(Flicker/ Ole Bendik Kvisberg )
中国では、さまざまなロボットが開発される一方で、ロボットによるトラブルも発生しているようです。
中国の人型ロボットが突進
2月の中国では春節祭を迎えるイベントが各地で開催されており、どこも混雑しています。
9日には河北省天津市でも春節祭のイベントが行われましたが、ちょっとしたハプニングがありました。
フェスティバルを見物している大勢の群衆に、鮮やかなジャケットを着た人型ロボットが、襲いかかるように突進したのです。
急に乱暴な行動に出たロボットに、群衆が驚いている様子が動画に捉えられています。
ロボットのすぐ側にいたセキュリティスタッフが、数人がかりで制御不能になったロボットを群衆から引き離し、事なきを得ました。
metro.co.ukによるとフェスティバルの主催者側は、このロボットが過去に安全性テストに合格していることを主張。
今回は「単純な故障」に見舞われたと説明つつ、このようなことが二度と起こらないようさらなる対策を講じると述べたそうです。
近年のロボット開発は著しく、近い将来には人型ロボットがさまざまな業界で、人間の代わりに活動する姿を見る日が来るかもしれません。
しかし一方で、このようなトラブルが起こると、セキュリティ上の問題や技術的破損、予想外の行動など、まだまだ改善しなければならないところもあるでしょう。
動画を見たユーザーからは、「単に足を滑らせただけでは?」「いや、このロボットの行動は何かを予言している」「わざわざロボットを配置する必要性などない」といったコメントが寄せられています。