穴だらけの道路を直さない行政に苛立った住民 イタズラを仕掛けて抗議
画像はイメージ(Flicker/ claus auster )
穴だらけの道路に対して何の措置も施さない役所にうんざりしたイギリスの男性は、大きな水たまりの中に偽物の脚を入れて、抗議を示しました。
道路の穴を修理しない役所に対して住人が抗議
イギリスの道路は日本と比べると、どの地域でも舗装がしっかりなされておらず、走行するたびにタイヤを傷つけないかと不安になるドライバーも少なくありません。
役所に連絡しても、予算の関係かずっと放置されたままの穴もあるほどです。
ケンブリッジシャー州のとある地域にある複数の穴も、役所が8ヶ月も放ったらかし状態でした。
そこで、住人のジェイムス・コクソールさん一家は、ちょっとしたイタズラを発案。
古着やボロ布をジーンズに詰めて脚を作ると、そこにスニーカーを履かせ、逆さにして水たまりになった穴に突っ込んだのです。
逆立ちになっているかのように見せるため、脚に木材を入れてぬかるみに差し込みました。
そこは交通量の多い道路ではないそうですが、対向車があれば、止まった車は深さ10cm、幅約3mの大きな水たまりに入らざるを得ません。
コクソールさんのこのイタズラは、地域住民から報告を受けているにもかかわらず何の措置もしない役所への抗議の意図もありました。
SNSで投稿がシェアされると、ケンブリッジシャー州議会からは「道路を検査し、必要に応じて修理する」という回答があったそう。
しかし、早急の対応とはならないようで、依然として道路には穴があいたままだということです。




