体長1.2mのヘビが吐き出したヘビ ネズミを飲み込んでいたことも判明
画像はイメージ(Flicker/ Bernard DUPONT )
ジョージア州南東部で、インディゴスネークがガラガラヘビを吐き出すという珍しい出来事が起こり、研究者たちを驚かせました。
ガラガラヘビを吐き出したヘビ
この様子は、ジョージア州天然資源局(DNR)の野生動物技術者マット・ムーアさんによって記録されました。
Facebookアカウント「Wildlife Resources Division 」で写真が公開されています。
ムーアさんは、絶滅危惧種に指定されている東部インディゴスネークの調査中に、体長約1.2mの個体を捕獲。
その後、このインディゴスネークが2匹のヘビを吐き戻すという異例の事態が発生しました。
吐き出されたのは若いラットスネークと、幼いイースタン・ダイヤモンドバック・ガラガラヘビ。
インディゴスネークは他のヘビを捕食することで知られていますが、今回は獲物を完全に消化する前に吐き戻し、体重が約225gも減少していました。
ラットスネークはすでに死亡していたものの、ガラガラヘビは最初は動かず、死んでいると思われていました。
しかし1時間後、再び動き出し、生存が確認されたということです。
さらに驚くべきことに、このガラガラヘビの体には膨らみがあり、直前に大きなネズミを食べていたことも判明しました。
インディゴスネークは、米国南東部に広く分布する北米最大級のヘビで、全長2mを超えることもある大型種。
小動物を捕食する肉食性のインディゴスネークは、強力なアゴの力で獲物を押さえ込み、他のヘビを捕食することが特徴です。
特に毒蛇すら捕食することで知られており、生態系のバランスを保つ重要な役割を担っています。
この出来事に対し、ネット上では「驚くべき発見!」「なんて素晴らしい!」「食べすぎて吐き戻したのでは?」といった声が上がりました。