機内で乗客が死亡 他の乗客が体験したことに「苦痛」「耐えられない」
画像はイメージ(Flicker/ Michael Coghlan )
海外旅行に出たものの、ある出来事に遭遇してしまった夫妻の体験談が関心を集めています。
機内で亡くなった人と隣り合わせ
アメリカメディアのNEW YORK POSTによると、オーストラリア在住のミッチェル・リングさんとジェニファー・コリンさんは、カタールのドーハ経由でイタリアに向かっていました。
ところがメルボルンからドーハへ向けた15時間のフライトの最中、カタール航空の機内で1人の女性客が体調を崩してしまったのです。
乗務員たちは応急処置を施しましたが容態は急変し、残念ながら帰らぬ人に。
遺体は毛布でくるまれ、ミッチェルさん夫妻の隣の空席に置かれることとなりました。
オーストラリアのメディアA Current Affairのインタビューに答えた夫妻は、当時について「乗務員が苛立ちながらやってきて、座席を横にずれてもらえるようお願いされました」と回想。
ジェニファーさんが1席移動すると、横の空いた座席に遺体が置かれ、夫妻は残り4時間のフライトを遺体とともに過ごしたそうです。
彼女は声を震わせながら「辛い状況でしたが、せっかくの旅行に来ているので楽しもうと心掛けています」と答えました。
さらにドーハ到着後は地上職員が遺体を回収し終えるまで乗客は降機が許されず、夫妻はメディアに不満を露わにしています。
世間からは「かわいそう」「トラウマになるレベル」「この夫妻を別の席に移動させてあげるべき」「せっかくの旅行が台無しになってしまう」といった同情が寄せられました。
なおカタール航空は現在、夫妻と連絡を取り合っており、何らかの措置が取られる予定だということです。




