食洗機の中にあったナイフ 転倒した男の子に突き刺さる
画像はイメージ(Flicker/ Bart Everson )
10歳の少年は、食洗機の包丁が脊髄近くに突き刺さるアクシデントに見舞われました。
ステーキナイフが突き刺さるも奇跡的に助かった少年
西オーストラリア州に住む10歳のランデン・スターマン君は、自宅キッチンでチーズトーストを作っていたとき、何かの拍子に後ろにつまずきました。
背後には開いていた食洗機がありランデン君は、そこに上向きで置かれていたステーキナイフにダイブしてしまったのです。
ナイフの刃は、ランデン君の脊髄に極めて近い背骨に刺さりました。
すぐにパース小児病院(PCH)に搬送されたランデン君は、神経外科と整形外科の専門医によってナイフを取り除く処置が施されました。
それは数時間にも及んだそうです。
幸いにも、ランデン君は永続的な神経損傷を受けることなく、「ミリ単位の差」で麻痺を免れました。
ランデン君の母親のエマさんは、息子が受けたケアに非常に感謝し、同時に食洗機に包丁を上向きに積み上げないようにと注意喚起を促しました。
今回エマさんは、ほんの些細な行動でも大きな影響を与える可能性があるということを深く学んだようです。
現在、ランデン君は怪我から回復して元気に登校しているとのこと。
普段、何気に食洗機にナイフや食器を積み重ねるということは誰にでもあることでしょう。
でも、ちょっと気を付けるだけで大きな事故を防ぐこともできます。
何より、ランデン君が元気になって良かったですね。