『インファナル・アフェア』アンディ・ラウ 現在に「知らなかった」
香港出身の俳優アンディ・ラウ(劉徳華)さん。
1990年代、張学友(ジャッキー・チュン)、郭富城(アーロン・クオック)さん、黎明(レオン・ライ)さんの3人とともに「四大天王」と呼ばれ、香港だけでなく、中国、日本でも人気者でした。
そんなアンディさんのこれまでと現在を振り返ってみます。
アンディ・ラウのこれまでと現在
アンディさんは、1961年9月生まれの63歳です。
俳優デビュー前には、美容師として働いていたこともあります。
1982年に『望郷』で、映画デビューを果たしました。
以降これまで100本以上の映画に出演し、歌手としても活動を続けています。
代表作の一つが、2002年公開の映画『インファナル・アフェア』だと言われています。
アンディさんは2019年に中国の人気トーク番組に出演した際、マレーシア人の妻キャロル・チューさんと娘ハンナさんが2人ともベジタリアンであり、「自分だけが肉を食べるのは変な感じがしたため、2013年にベジタリアンになった」と明らかにしています。
実際、アンディさんがSNSにアップしたある日のお弁当の動画を見ると、品数は多いものの、おかずは野菜中心であることがわかります。
これを見た人たちからは「全部野菜なの?」「こんなにベジタリアンだなんて知らなかった」「私も今日から見習って、若々しくありたい」という賞賛の声が聞かれました。
アンディさんとアジアを代表するスター、トニー・レオンさんが大ヒット作『インファナル・アフェア』シリーズ以来20年ぶりに共演した映画『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』。
日本でも2025年1月に公開されていますが、香港・中国本土では最終興行収入が130億円を超える大ヒットとなりました。
製作費70億円を投じたこの超大作映画でも、アンディさんの変わらぬ存在感と演技力が高く評価されています。
黄金期が過ぎたとも思える香港映画界ですが、世代交代の兆しも見えています。
そんな中、アンディさんの才能や人柄は、時代を超えて愛される存在であり、映画界においても歌手としても、これからますます重要な役割を果たすことは間違いありません。