電気柵に挟まっていた体長5mの巨大ヘビ 通行人が救助

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アフリカのサバンナで、体長約5mの巨大なアフリカニシキヘビが電気フェンスに挟まり、ランニングしていたグループに救助される出来事がありました。

【動画】電気柵に挟まっていたところを救助された巨大ヘビ

電気柵に挟まっていた巨大ヘビ

この様子は、発見者の一人であった「ナターシャ・バーンズ」さんのFacebookに投稿されました。

バーンズさんがグループでサトウキビ畑をランニングしていた時のこと。

7kmほど走ったところで、巨大なヘビが電気フェンスにかかっているのを発見しました。

このヘビは、アフリカに生息する最大級のアフリカニシキヘビで、体長5m~7mに達することもあります。

アフリカニシキヘビは動物を食べることで知られていますが、刺激をしなければ攻撃することはなく、温厚な性格です。

なお、日本では動物愛護法により特定動物に指定されています。

バーンズさんたちは即座に農場の管理者に通報。

管理者は、フェンスの電源を落としました。

ヘビに絡んだフェンスを切り離すと、ヘビはぐったりしていましたが、介添えをするとゆっくりと草むらの方へ進んでいきました。

バーンズさんは、ヘビの救助のためにアドバイスや援助をしてくれた人々に「すぐに行動を起こしてくれたチームに感謝」とコメントしています。

この出来事に対し、ネット上では、「よくやったよ」「心温まる話だ」といった賞賛のコメントが寄せられていました。

Text by 本間才子