行方不明になった飼い犬 近くにいた3m級のニシキヘビが飲み込んだ可能性
画像はイメージ(Flicker/ Eden, Janine and Jim )
南アフリカ・ムボンベラ近郊の農場で、体長約3.5mのニシキヘビが発見・捕獲され、近隣住民を驚かせました。
犬を飲み込んでいたニシキヘビ
この出来事は、ヘビ捕獲にあたった「iSecure Nelspruit」のFacebookに投稿されました。
目撃者によると、近隣住民のアネット・マイバーグさんが、行方不明になった飼い犬を探していたところ、庭師が草むらで巨大なヘビを発見。
投稿写真ではヘビの腹部が大きく膨れているのが確認できます。
明らかに何かを飲み込んだ痕跡が見て取れます。
マイバーグさんは地元警備「iSecure Nelspruit」に連絡し、観光促進と自然保護を担う政府機関であるMpumalanga Tourism and Parks Agency(MTPA)のメンバーと協力して捕獲作業を実施。
ヘビは非常に重く、4人がかりで運び出され、近くのダムのそばへ放たれました。
ヘビが何を飲み込んだかは明らかになっていませんが、行方不明の犬が犠牲になった可能性が高いとみられています。
MTPAのクリス・ホブカークさんは「敷地内でヘビを見つけたら目を離さず、すぐに警備会社に通報することが重要だ」と注意を呼びかけています。
この出来事に対し、世間からは「犬と飼い主が気の毒だわ」といった悲しみの声が寄せられました。
また、捕獲業者に対しては「なぜ笑っていられるの?」と非難する声も上がっています。