4mのヘビを殺害後、村で不審死が発生 村人が葬儀を実施 

Dawson / Wikipedia Commons

インドネシア・バリ島のバンジャール・ゲラガ村で、4mの巨大なニシキヘビの葬儀が執り行われました。

【動画】バリ島で行われた巨大ヘビの葬儀

4mのヘビの葬儀

このヘビは長年、村にある寺院周辺の神聖な木の中に棲みついていました。

ヘビが寺院の儀式場から動こうとしなかったため、村人が恐れを抱き、最終的に棒で殴打して殺害したといいます。

その後、村人はヘビの死体を約6km離れた場所に遺棄。

すると、関係者が原因不明の体調不良を訴えたり、ヘビを捕えた村人が急死したりする異変が続出しました。

そのため、村の司祭が正式な葬儀を執り行うよう提案したということです。

動画には、伝統衣装を身にまとった村人たちがヘビの遺体を洗う様子が映し出されています。

村人は、神妙な面持ちでヘビに、供物を捧げ、敬意を表していました。

この出来事に対し、ネット上では、「ヘビは神の遣いとして、人間と自然界の調和を教えているようです」「ヒンドゥー教ではヘビは神を象徴し、カトリック教では罪を招いた存在。この違いは美しく、お互いの信仰を尊重したいものです」といった信仰に対する意見が寄せられていました。

Text by 本間才子