26年間吸うも禁煙をしたい男性 檻を被って強制実施
画像はイメージ(Flicker/ Ritu Ashrafi )
喫煙を止めるのはとても難しいことですが、トルコの男性はかなり変わった方法で禁煙を試みたようです。
独特な方法で禁煙している男性
26年間愛煙家として過ごしてきたトルコ在住のイブラヒム・ユチェルさん(Ibrahim Yücel)は、毎日2箱ものタバコを吸うヘビースモーカー。
そんなイブラヒムさんは、何度もタバコをやめようとするものの途中で断念してしまうことを繰り返していました。
そこでイブラヒムさんが思いついたのは、強制的にタバコを吸えないように自分の頭を檻に閉じ込めてしまうという方法です。
イブラヒムさんは銅線を使って鍵付きのフルフェイスヘルメット型の檻を作り、常に頭に被ることにしました。
インドのニュースメディア『NDTV』によると、ヘルメットの鍵はイブラヒムさんの妻が管理することになっており、彼の意思でヘルメットを外すことは不可能だったそうです。
そのためタバコを口に運ぼうとしてもヘルメットが邪魔することで、禁煙は順調に行われていたとのこと。
しかし最終的にタバコを完全に絶ったのかどうかは、明らかにされていません。
そんなイブラヒムさんの奇妙なまるで鳥籠のようなヘルメットを目にした人たちからは、「ヘルメットを脱いだらすぐにタバコ吸うだろうね」「心療内科に行くことは考えなかったの?」「これはどこで買えるんだ?」といった声が寄せられ注目を集めることとなりました。
WHO(世界保健機構)によるとタバコによって、毎年800万人以上が死亡しており、そのうちの130万人は他人が吸うタバコの副流煙にさらされる非喫煙者が含まれているとのことです。