2年前に亡くなった夫が作ってくれたカレー 冷凍保存していたものを食べ感謝
画像はイメージ(Flicker/ pelican )
あるSNSユーザーの女性が、亡き夫による最後の料理を2年ぶりに食べた動画をインスタグラムで公開すると、大きな反響を呼びました。
亡き夫が作ったカレーを2年間冷凍保存
アメリカ・ニューヨーク在住のサブリナさんは2年前、最愛の夫トニーさんを失いました。
食べることが好きだったトニーさんは料理も得意で、いつも美味しい料理をサブリナさんに作ってくれていたそう。
トニーさんが亡くなる前に作ってくれたのは、日本のビーフカレー。
サブリナさんは、トニーさんが亡くなった後、最後の料理となったそのカレーをずっと冷凍保存していました。
愛する夫との思い出のカレーを、永遠に保存したいと思っていたからです。
しかし、今回サブリナさんは住み慣れたニューヨークから引っ越すことになり、トニーさんの思い出のカレーを食べることに。
にんじんやじゃがいも、マッシュルーム、牛肉が入ったトニーさんのカレーは、2年経ったあとも美味しく、サブリナさんはトニーさんのことを思い出し、涙を流さずにはいられなかったようです。
最後まできれいに食べ終えたサブリナさんは、「トニー、ありがとう」と感謝の言葉で締めくくりました。
インスタグラムアカウントのキャプションには「彼の手料理が恋しい」とあり、サブリナさんの亡き夫を思う気持ちが痛いほど伝わってきます。
動画を見たユーザーからは大きな反響を呼び、多くのコメントが寄せられました。
「そのカレーは、単なる食べ物じゃない。愛であり、思い出であり、失ったものとのつながりなんだよね」
「涙が止まらない」
「とても悲しいけど、とても美しい」
「食べ物には、他の何にも代えがたい記憶を呼び覚ます不思議な力がある。その食事が、あなたに安らぎをもたらしますように」
ニューヨークを離れても、どこに行っても、トニーさんはきっとサブリナさんを見守っていることでしょう。