タイトルにスペルミスがあった「ハリー・ポッター」初版 400万円で落札
画像はイメージ(Flicker/ Bernd Eckenfels )
自宅や倉庫には、予期せぬお宝が眠っているかもしれません。
【画像】400万円で落札された「ハリー・ポッターと賢者の石」の初版
このたび、「ハリー・ポッターと賢者の石」の希少な初版がオークションで、2万1,000ポンド(日本円にして約400万円)で落札されたことが判明しました。
「ハリー・ポッターと賢者の石」の希少な初版が高値で落札
イギリスメディアのBBCによると、本は同国のペイントンにある「NLBオークション」に、ブリクサム在住の人物から持ち込まれました。
持ち主だった男性が亡くなったため遺品整理をしていたところ発見したといい、当初、本は捨てられる予定だったそうです。
オークション経営者のダニエル・ピアースさんは、本の裏に記載された「philosopher’s(賢者の)」の文字にスペルミスがあったことから、初版と判断。
さらに初版として製造された500部のうち、公立図書館に配布された300部のうちの1冊だと断定しました。
2025年2月8日にオークションが開催されると、本は2万1,000ポンドで落札され、現在はすでに海外に暮らす落札者の元に渡っているようです。
ダニエルさんはメディアに対し、「所有者だった男性も、この価格に喜んでくれているだろう」と述べました。
ネット上では「夢のある話」「うちにも財宝が眠っていないかな」「天国から喜んでいるでしょう」「かなりの高値に仰天した」「今度から物を捨てる際は気を付けよう」といった声があがり、驚く人たちが続出しています。