「E.T.」に出演していたドリュー・バリモア 現在の活動に「初めて聞いた」

Eva Rinaldi / Wikipedia Commons

2000年公開のハリウッド映画「チャーリーズ・エンジェル」や「50回目のファースト・キス」など、多くのヒット作に出演しているドリュー・バリモアさん。

【動画】「E.T.」に出演していた頃のドリュー・バリモア

実は生後11ヶ月からCMに出演していた子役出身で、1982年に公開され大ヒットを巻き起こした「E.T.」にも出ていたことをご存知でしょうか。

ドリュー・バリモアの現在

当時、主人公エリオットの妹ガーティ役を演じており、あまりの可愛さから天才子役として有名になりました。

そんなドリューさんは1975年2月22日にカリフォルニア州ロサンゼルスで生まれました。

1999年の「25年目のキス」では初めて製作総指揮を務めたほか、2009年の「ローラーガールズ・ダイアリー」で初となる映画監督デビューを果たすなど、映画の製作にも携わっています。

女優業以外に、ドリューさんは実業家としても活躍。

映画の制作会社「フラワー・フィルムズ」を創立し、先述の「チャーリーズ・エンジェル」や「そんな彼なら捨てちゃえば?」などヒット作を生み出しています。

また洋服ブランド「ディアー・ドリュー」、化粧品ブランド「フラワー・ビューティー」、ワイン「バリモア・ワインズ」を販売するなど、意外な一面も注目されています。

順風満帆のような彼女ですが、学校ではいじめに遭い登校拒否に。

9歳で飲酒と喫煙をはじめ、10歳という若さで大麻や覚醒剤に手を出してしまいます。

13歳の時にアルコール・薬物依存症のリハビリ施設に入所するも、約1年後に自殺未遂を起こし、再び入所します。

ドリューさんが苦しんでいる最中でも母親は仕事を押し付ける一方だったといい、14歳で母親と法的に決別することを決意。

孤独のなかでも壮絶な人生に諦めなかった彼女は、徐々に勢いを取り戻し、キャリアを立て直すことに成功しました。

そんな彼女に対し、世間から「子役だったのは知らなかった」「E.T.のあの子か!」「自然に歳を取っていて素敵」「子供の頃が可愛すぎる」「そんな辛い過去があったなんて」といった声が寄せれ、彼女の生き方に励まされる人も多いようです。

Text by 春野 なつ