車に轢かれ保護施設にいる犬 口元が歪み飼い主が現れずも可愛さ満点
画像はイメージ(Flicker/ patchattack )
イギリス北西部にある動物保護施設に、事故で顔が変形したことが原因で、引き取り手がなかなか現れない犬が保護されています。
「醜い容姿」で引き取り手がない犬のため施設が呼びかけ
現在、イギリス・カンブリアにある動物保護施設「ミラクルズ・ミッション」で保護されている雑種犬アーラ(推定年齢3歳)は、エジプトで生まれました。
アーラには、少し辛い過去があります。
保護施設に来る前、車にひかれて怪我をしてしまったのです。
交通事故に遭ったのをきっかけに救済されたアーラは、施設のケアを受けて怪我からは順調に回復しています。
しかし、事故が原因で口の周りが変形したままになってしまいました。
そのため、アーラにはなかなか飼い主が見つかりません。
保護施設のスタッフは、今年はアーラにぜひとも幸せになってもらいたいと、アーラのためにSNSで呼びかけることにしました。
「まだ避妊手術はしていませんが、手術予定です。体重は約20kgの中型犬。ハーネスとリードを使っての散歩にも慣れています」
施設がシェアした投稿によると、アーラはとても甘えん坊で遊び好きな性格なのだそう。
子供や他の犬とも仲良くできるため、飼い主探しの幅が広がります。
スタッフは、外見が少し異なってもそれを受け入れ愛情を注いでくれる人、そしてアーラが新しい環境に慣れるために時間が必要なことを理解し、基本的なトレーニングや生活スキルの習得に時間をかけてくれる飼い主を求めていると呼びかけました。
小さなころから母犬がおらず、エジプトからイギリスへ海を越えて渡り、事故に遭っても生き延びてきたアーラ。
施設スタッフは、アーラに第2のチャンスが与えられて、永遠の家が見つかることを切に願っています。
アーラの切ないストーリーがSNSでシェアされると、多くのユーザーが心を痛めた様子。
「家にスペースがあればお迎えしたい」「とてもかわいい犬」「幸せになってほしい」といったコメントが寄せられました。