体長3m・30kgの飼われていたヘビが逃走 捕獲に成功も飼い主に返還されず
Tigerpython / Wikipedia Commons
ペットのニシキヘビが逃げ出し、マレーシアの消防隊によって捕獲される出来事がありました。
ペットの巨大ヘビが逃走
マレーシアのメディア「The Borneo Post」などが報じています。
地元消防局は、ミリ市に住む飼い主から「ヘビが逃げた」との通報を受けました。
消防隊が現場に駆けつけると、そこにいたのは体長約3m、体重約30kgのアルビノのビルマニシキヘビ。
ビルマニシキヘビは東南アジアに生息する大型のヘビで、中でもアルビノ種は色素が欠乏し、黄色や白の特徴的な体色をしています。
消防隊はヘビ捕獲用の罠を使い、無事に捕獲に成功。
「ヘビの罠で安全に確保した」と発表しました。
しかし、このニシキヘビは保護動物に指定されているため、飼い主には返還されず、サラワク州の森林保護と管理を担うサラワク森林公社(SFC)に引き渡されたということです。
この出来事に対し世間では、「飼い主の手に負えないのなら、飼うべきではない」とペットを飼う責任を問うコメントが寄せられていました。